メジャーとインディーズの違い

最近の音楽の話しをたまにはさせて欲しいんですが。
ここ最近は本当にメジャーとインディーズ(以下インディー)の差が無くなっていると思います。

メジャーとインディーの差を簡単に書きますと。

①メジャー
広告代理店などの仲介業者を通し、マージンの多くを持って行かれる音楽を商売とする世界観の総称。
だと、私は思います。
しかし、広告代理店が絡むのでTVにもガッツリ出ます。
だけど、アーティスト自身の収入はその分下がってしまいます。
インディーの1/10以下かもしれません。

②インディー
有名にはなれません。
でも、広告代理店を介さないので、CDを制作すれば殆どの利益は自分たちのものになります。
ですからそういう意味では儲かります。
しかし、営業力はメジャーと比べると月とすっぽんです。
有名人には中々普通はこの手法ではなれませんが、一度メジャーでデビューしているアーティストインディーズで事務所を設立して利益率を高める事は良くあります。

はい、こんな感じでメジャーとインディーを大別してみました。

次に大別したいのはプロとアマチュアの差です。
まぁ、分けて書くまでもありませんが、この方面でお金を稼げるかどうか?
これがプロとアマの差となります。
技術が高いとか低いは関係ありません。
ビジネスですから生活が成立していればプロなんです。

よくインディーをアマチュアだと勘違いされている方がいます。
でもね、違うんですよ。
冒頭からお伝えしている通りですが、インディーと言うのは商売を行う上での手段なんです。
ひとつの手段。
メジャーと言うのも別の手段ではあるが広告宣伝費がバカみたいに掛かる。

『あなたならどっちがあなたらしく音楽でビジネスができますか?メジャーとインディーで、どっち?』
と問われたら、私なら初めからインディーの方が良いかなと最近は思います。
無論、現役に戻る事はありませんが、インディーは今推奨したい。

そんな有名になる音楽活動よりも、60歳や70歳まで自分たちの力で音楽を継続できる様なシステムを作る事の方が日本でも堅実ではないでしょうか?
だからインディーであればそんなモデルも構築できる。
メジャーも魅力はあるんですけど、インディーが素人と言う考えがまだ多い昨今、ちょっとずつ私も含めて「違うのです、それは」と訴えて行きたいなって思う。

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