コロナ禍の音楽産業

音楽産業といってもいろいろなものがありますけれども、ここでのお話の場合はJ-Pop業界について中心に考えてみたいと思います。

私も身を寄せているこのJ-Pop業界は新型コロナウィルスの影響で満身創痍状態です。
個人個人のミュージシャンは廃業する人も多く、まぁとにかく人前で演奏ができない歌えない…このような状態が続いていては何も始まりません。

各楽器パートのミュージシャンの話はさておき、ここでは歌手の方々の現状を少しだけ話してみたいと思います。

そこで、白羽の矢が立ったのが配信事業。
要するにそれはショールームだったり17だったりするわけですけれども、そういったところで音楽活動を自ら発信していくと言う方向に舵を切っているミュージシャンもいます。

後はサブスクリプションですね。
すでに売り上げが過去に上がっているアーティストさん(有名な人)は、マーケティングの場所をリアルなところからインターネットに移して結構いい感じに売り上げを伸ばしています。
むしろコロナ禍前よりも売り上げが増えているところもあるので、これは言い方は悪いですがコロナがもたらしてくれた恩恵とも言えるものだと思います。

一番苦しいのは、まだ名前が売れているわけでもない。
だからといって歌が下手なわけでもない。
以前だったらきっとうまくいっていたに間違いないと言う歌手の人は結構辛いと思います。
歌のうまさの細かい部分と言うのはネット配信では伝わらない部分が多分にあって難しい。
だからといってサブスクリプションで売り上げを伸ばそうと思ってもうまくいくわけもない(名前が売れてないから)。

そういうところが現在のJ-Pop業界の実情だと思います。
これはもっともっと掘り下げていけば様々な問題点等が見えてくるんですけれども、なんとなく深夜にちょこっと話題を載せてみようかなと思って書いた次第です。

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