分散する筋肉

コロナ禍になってから本当に自分で声出しをするような時間がめっきり減ってしまって、自分自身の発声練習をだいぶ怠ってきました。
本当にこの2年間ぐらいずいぶん怠けてしまっていて、今月に入ってから久しぶりに結構大きな声出してみたんですよ。
そしたらあんまり久しぶりすぎて、普段使わない筋肉をやっぱり使うものなんだなと思いました。
もうね、全身が筋肉痛になりました。
もちろん力を抜いて歌う方法っていうのは自分でも充分知っているはずなんですが、アクションを起こすわけなんで多少は筋肉を使うわけですよ、少なからずですね。
そしたらもうインナーマッスルのありとあらゆるところが痛くて大変でした。
やっぱり大きな声を出すっていうのは、大きな声であるが故に衝撃も結構くるんだなと、ダメージは結構くるんだなと。
力抜くことが大事が大事だってずっと言ってきたんですけど、完璧に力を抜くことなんてやっぱりできないし、久しぶりにやったらこうなるんだなっていうの実感しました。

ちなみに本来はお腹周りだけの筋肉を使って声を出すことを推奨しているんですが、力をお腹周りだけで解決できるなんてやっぱり考えられないわけで、その分全身に分散されていくんですよね。
これがボイストレーニングって言う所の本来誰を語っていない部分なんだなと考えます。
大きな声であればあるほど、筋肉の使い方は少ないパワーであっても分散されていくと考えるべき。

これが結論です。

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