ドラマ話題作で勉強

話題作の『ドクターX』と『グランメゾン東京』と言うドラマを見ているのですが、『グランメゾン東京』の方がドラマティックで今のところ1話だけですが面白いです。

 

木村拓哉さんの主演のドラマですが、これまでの作品の中で、もしかすると最も面白いものになるのかもしれません。
木村さんの劇中での存在感は過去から今までとあまり存在感は良くも悪くも変わりませんが、脇を固めている役者がすべて主役級であると言うのもありますが、木村さんは木村さんのありのままでいい、だけど脇を固めるのはありのままでなくて木村さんを立てるために積極的に徹底的にやる!…この制作側のコンセプトは最高にいいです。
すべての脇を固める役者さんが存在感がとにかく高いのです、グッと来ます。
ドラマを作っている立場の方々がそれをコンセプトにしようとして制作している意図が伝わってきます。
フレンチで表現するなら、‟木村拓哉”と言うブランドを多分、後半の方で‟メインディッシュ”に持ってこようとしている。
そこまでの料理は、他の役者さんを使って引き立てる…すごく感じる、そういうのを!しかも上手く行くと思う。
これはクリエイティブな方面でやっている人間の目線ですので、今のところはそういうふうに思う、と言うところ。

 

 

『ドクターX』も今クールは引き続き素晴らしいです。
手術場の臨場感が増している。
もう何回目になるのか分かりませんけども、とにかく臨場感がドラマなのに凄まじくなりました。
本気度を伺えるものです。
しかし、脚本以上に現在は役者のクオリティーに頼っている点が散見されるので、骨太のドラマティックなところがまだ『グランメゾン東京』の様には見えてきません。
だけど出演されている役者さんの演技を見るだけでも今回は結構面白いです。
特に今後のユースケ・サンタマリアさんの、役柄の展開が非常に気になるところです。
たぶん、完成度はもっともっと上がってくるんでしょう、間違いなく。

 

どちらも期待値が高い。
面白いです。
普段は映画ばかり観ていますけど!!

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