私はアーティストになりたい!しかもプロのアーティスト(ボーカリスト)になりたい!という人たちにひとこと老婆心ながら言いたい時があります。
それは、
「夢は自己負担、、、つまり本人である己が孤独に台風の目となり周囲の人間を巻き込みまくって夢を叶えるしかない」
という事です。
バンドでやっているわけではない、そういう場合は孤独なもので一番夢を胸に抱いて行動できるのは本人しかいないのです。
例えプロデューサーやA&Rだの、事務所だのスポンサーだのがバックアップに付いていたとして、彼らが夢を叶えてくれるわけではありません。
しかし、良い感じの状態(ぬるま湯と言う)に居続けると、自分自身が台風の目になり、周りを巻き込み夢へ進まなければならない事を忘れて、他人のせいにする事があります。
「あなたがちゃんと動いてくれればもっと早く目標を達成する事が出来るのに」……などと言う、責任転嫁とも取れる考えを抱き始めたら黄色信号ではないでしょうか。
周囲の協力者はきっと協力的です。
でも、本人ほどは情熱はありません、そういうもんです。
それぞれのポジションがプロの仕事人として請け負い、その上で最高の最高を作ろうと努力するけど、それは情熱ではない。
「良い仕事しよう」という想いであり、情熱とは違うものだ。
情熱をそれぞれの担当するアーティストに対して向けていたら一瞬で燃え尽きますよ(笑)
何人も担当するわけだし。。。
だから周囲の人たちがついて行きたい!!応援し続けたい!!何とかしたい!!一緒に仕事をしたい!!
そう思える様な行動と結果(実利や技術)を……特に結果は小さいものでも良いので常に前進している事を示せる様なものが求められるのです。
前進するのはチームではありません。
リーダーです。
それが台風の目の君なんだって事、忘れないで欲しい。